ジュンテンドーが株主優待を新設!将来的な東証一部狙い?
ジュンテンドー(9835)という中国地方トップシェアのホームセンターを運営している企業が株主優待を新設しました。
株主優待新設の目的は「株主の皆様の日頃のご支援に感謝するとともに、当社株式への投資魅力を高め、より多くの方々に当社株式を中長期的に保有していただくこと」です。
東証2部上場の非貸借銘柄です。東証一部昇格を狙っている可能性があります。ジュンテンドー(2802)の株価・株主優待・株式についてまとめます。
ジュンテンドーの株主優待
ジュンテンドーの株主優待は100株以上一律でクオカード1,000円分です。権利確定日は2月末で、発送時期は5月下旬の予定となっています。
クオカードはセブン-イレブン・ローソン・ファミリーマート・サークルKサンクスなどのコンビニで使えますし、マツモトキヨシ、ENEOS、ジュンク堂・MARUZENなどの書店でも使えるので便利ですね。
ガスト・バーミヤン・夢庵などのすかいらーくグループの店舗や、デニーズで外食することもできます。
ジュンテンドーの株価
ジュンテンドーは、ホームセンター「ジュンテンドー」を中国地方中心に、近畿地方でも展開しています。
農業、園芸、資材、DIY商品、レジャー用品、ペット用品などを販売しており、出店地域や出店形態によって300坪から1000坪の店舗を出店しています。
地方都市、中山間地、離島に店舗を構えてチェーン展開し、商品販売から商品修理、貸出用商品の充実、販売する商品の技術提供などで地域になくてはならない店づくりを目指しています。
ドラッグストアやブックセンターも手がけています。冷暖房用品や祭事用品など、季節性の高い商品を取り扱っているため、冷夏・暖冬などの気候条件の不順が業績に影響を与える可能性があります。
1894年に順天堂薬局を創立して、1948年に有限会社に改組し、商号を飯塚順天堂駅前薬局に変更しました。以降、何度かの商号変更を経て、1977年に株式会社へ改組しました。
1969年に日本初のホームセンターを益田市に開業して、1977年主たる営業目的を家庭用品、園芸用品、DIY用品、レジャー用品、文具、家具、雑貨等の販売として、1987年に商号をジュンテンドーに変更しました。
売上高・利益
売上高・営業利益・経常利益はボックスでの推移となっています。純利益の側面では、減収の年度があるものの、大局的には右肩上がりの傾向でしたが、業績下方修正で今期はブレーキとなりそうです。
決算期 | 売上高 | 営業利益 | 経常利益 | 純利益 | EPS | 1株配当 | 配当性向 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
2012/02(実) | 46,717 | 771 | 646 | 99 | 4.9 | 4.0 | 81% |
2013/02(実) | 46,164 | 162 | 20 | -212 | 赤字 | 4.0 | タコ |
2014/02(実) | 44,848 | 277 | 129 | -220 | 赤字 | 2.5 | タコ |
2015/02(実) | 44,218 | 679 | 546 | 176 | 8.7 | 2.5 | 29% |
2016/02(実) | 43,904 | 687 | 576 | 241 | 12.0 | 3.0 | 25% |
2017/02(予) | 44,600 | 740 | 600 | 250 | 31.0 | 10.0 | 32% |
キャッシュ・フロー
営業キャッシュフローは常に純利益を大幅に上回っています。一般論としては安心感があります。
決算期 | 営業CF | 投資CF | 財務CF | フリーCF |
---|---|---|---|---|
2012/02(実) | 1,390 | -2,102 | 237 | -712 |
2013/02(実) | 756 | -1,299 | 771 | -543 |
2014/02(実) | 1,504 | -396 | -1,010 | 1,108 |
2015/02(実) | 2,009 | -558 | -848 | 1,451 |
2016/02(実) | 366 | -1,703 | 965 | -1,337 |
利益率・CFマージン・ROE
利益率、キャッシュフロー・マージン、ROEは、低空飛行が続いています。
最新のROEを分解すると純利益率0.55%、総資産回転率1.28倍、財務レバレッジ(総資産÷自己資本)3.28倍です。
財務レバレッジはやや高めで、業種からは資産から売上を作る回転率(資産効率)は低めで、売上から利益を作る利益率は低めとなっています。
決算期 | 経常利益率 | 純利益率 | CFマージン | ROE |
---|---|---|---|---|
2012/02(実) | 1.4% | 0.2% | 3.0% | 0.9% |
2013/02(実) | 0.0% | -0.5% | 1.6% | – |
2014/02(実) | 0.3% | -0.5% | 3.4% | – |
2015/02(実) | 1.2% | 0.4% | 4.5% | 1.7% |
2016/02(実) | 1.3% | 0.5% | 0.8% | 2.3% |
2017/02(予) | 1.3% | 0.6% | – | – |
指標
100株保有の場合、ジュンテンドーの株主優待利回りは満額換算すると2.07%です。予想配当利回りは2.07%(配当性向32%)であり、配当+優待利回りは約2.07%です。
PBR0.36倍、予想PER16.1倍、自己資本比率31.3%です。有利子負債は113.2億円、現金等は9.8億円、営業CFは3.6億円です。
まとめ
ジュンテンドーはPBRの側面では割安ですが、成長性は今ひとつとなっています。2017/1/10発表の2017年2月期 3Qは、営業利益・経常利益・純利益のいずれも前期比で減益と今一つです。
利益面では東証一部昇格の要件が微妙であり、株主数もまだまだ不足していて時価総額もギリギリです。
しかし、このタイミングでのクオカード優待新設は将来的な東証一部昇格を狙っている可能性はあります。
株価は短期は右型上がり、中期は下落トレンドからの反転、長期はボックス相場となっています。ジュンテンドーの過去3ヶ月・2年間・5年間の株価チャートは以下の通りです。
株主優待の投資はSBI証券で行なっています。SBI証券はリーズナブルな取引手数料以外にも、一般信用取引、IPO、PTS取引、充実の商品ラインナップ、充実の投資情報など多数のメリットがあります。
FOMC日程2017年日程はいつ?年間スケジュールまとめ!
今年は、トランプ大統領就任の年ですね。
トランプ政権になったら、世の中が色々変わっていくようで、楽しみです。
今年のイエレンさんの発言にも注目ですね。
それでは、FOMCの日程もチェックしておきましょう!
2017年 米連邦公開市場委員会(FOMC)の開催日程!
各四半期末に開催し、年回で8回開催します。いずれも2日間の開催です。
各四半期末(3月、6月、9月、12月)の会合後は、FRB議長が記者会見も行なうので、注目が集まりますね!
現地時間
2017年 1月31日(火)~2月1日(水)
2017年 3月14日(火)~15日(水) ※FRB議長の記者会見予定!
2017年 5月 2日(火)~ 3日(水)
2017年 6月13日(火)~14日(水) ※FRB議長の記者会見予定!
2017年 7月25日(火)~26日(水)
2017年 9月19日(火)~20日(水) ※FRB議長の記者会見予定!
2017年10月31日(火)~11月1日(水)
2017年12月13日(火)~14日(水) ※FRB議長の記者会見予定!
2018年1月30日(火)~31日(水)
日本時間
2017年 2月 1日(水)~2日(木)
2017年 3月15日(水)~16日(木) ※FRB議長の記者会見予定!
2017年 5月 3日(水)~ 4日(木)
2017年 6月14日(水)~15日(木) ※FRB議長の記者会見予定!
2017年 7月26日(水)~27日(木)
2017年 9月20日(水)~21日(木) ※FRB議長の記者会見予定!
2017年11月 1日(水)~2日(木)
2017年12月14日(水)~15日(木) ※FRB議長の記者会見予定!
2018年1月31日(水)~2月1日(木)
アメリカ雇用統計2016年日程は?
ついでに米雇用統計のスケジュールも、チェックしておきましょう!
Schedule of Releases for the Employment Situation(英語サイト)
2017年01月06日 日本時間 22:30(現地時間 8:30)
2017年02月03日 日本時間 22:30(現地時間 8:30)
2017年03月10日 日本時間 22:30(現地時間 8:30)
2017年04月07日 日本時間 21:30(現地時間 8:30) ※サマータイム
2017年05月05日 日本時間 21:30(現地時間 8:30) ※サマータイム
2017年06月02日 日本時間 21:30(現地時間 8:30) ※サマータイム
2017年07月07日 日本時間 21:30(現地時間 8:30) ※サマータイム
2017年08月04日 日本時間 21:30(現地時間 8:30) ※サマータイム
2017年09月01日 日本時間 21:30(現地時間 8:30) ※サマータイム
2017年10月06日 日本時間 21:30(現地時間 8:30) ※サマータイム
2017年11月03日 日本時間 21:30(現地時間 8:30) ※サマータイム
2017年12月08日 日本時間 22:30(現地時間 8:30)
カジノ関連株一覧表!本命銘柄はどれ?買い時はいつ?
2016年12月1日(金)カジノ法案が、衆議院内閣委員会で可決されましたね~。
まだ、カジノの基本法が成立するかは未定すが、第一関門突破って感じです。
日本の法律って、私がニュースで知るくらいになっていると可決されて決まっている印象を受けます。
いろいろな審議もされますが、基本的には通す方向で、こういう時はどうするのか?とか、法律に漏れがないかだけをチェックしているように思います。
よくわからない、よく知らない、ちゃんと理解していない法律ってのも増えてきていますね。
今回のカジノ法案は、ざっくりいうと日本ではカジノは禁止されていますが、それを解禁しようって法律です。
カジノの言えば、ラスベガス!
私は、ラスベガスに行ったことがありませんが、キラキラしたイメージがあります。
また、一流のエンターテイメントが集まってくる場所でもあると聞いています。
エンターテイメントは好きなので、そういうのが一度に楽しめる場所ができるのは、嬉しいなぁって思います。
さて、今後法律が成立すれば、注目される銘柄もあると思うので、今のうちにチェックして準備おきましょう。
カジノ関連株一覧表!
こちらのサイトにまとめられていましたので、参考にしてはいかがでしょうか?
しかし、結構幅広くて、結局どれを買えばいいの?って悩みました。
どれにしよう?
カジノ関連株とは?
今回、国会で審議をされている法案は、「カジノや国際会議場などの統合型リゾート施設の整備を推進する基本法」です。
カジノ法が成立した場合、その後、法律が施行されます。
施行後、1年以内をめどに、施設設置の詳細なルールなどを定めた実施法の整備も義務付けられています。
なので、実際にどのような運営をしていくのかという事は、少なくとも1年先くらいになりそうです。
しかし、今時点でわかっているキーワードを基に関連する企業は、想像できそうです。
そのキーワードは、以下の通りです。
カジノ
国際会議場
リゾート施設
これらのキーワードから想像できる派生キーワード
ゲーム
アミューズメント
ホテル
建設業
セキュリティ
旅行業
カジノ関連株の本命は?
私は九州出身なので、佐世保のハウステンボスに来てほしいなぁ~っていう願望から、HISが本命です。
色々、国会での審議が必要になってきますが、新しいものができるのは、ワクワクするので、日本にもカジノができたらいいなぁ~って期待しています。
サムティの株主優待はホテル無料宿泊券で魅力的!センターホテル東京・センターホテル大阪に宿泊
サムティ (3244)の株主優待はホテルの無料宿泊券もあり、旅行が捗ります。魅力的な株主優待です。
東証JASDAQに上場していましたが、2015年10月26日に東証一部に市場変更しました。今後の更なる発展を期待します。
サムティの株主優待、宿泊できるセンターホテル東京、センターホテル大阪についてまとめます。株主本人と家族が利用できます。
サムティの株主優待
サムティの株主優待は、センターホテル東京、センターホテル大阪、天橋立ホテルで使える宿泊割引券・無料宿泊券です。
- 100株以上:センターホテル東京・センターホテル大阪の宿泊割引券(3,000円)各1枚(計2枚)
- 200株以上:センターホテル東京・センターホテル大阪の無料宿泊券 各1枚(計2枚)
- 1000株以上:センターホテル東京・センターホテル大阪の無料宿泊券、天橋立ホテル宿泊割引券(上限20,000円)各1枚(計3枚)
圧倒的にお得感があるのが200株の無料宿泊券です。シングルルーム1名分が無料となります。
特筆すべきなのは、土日・祝前日でも無料で宿泊できることです。平日のみなどの縛りがないのが◎です。
また、原則として空室があれば予約可能な運用となっています。優待での宿泊は1日3名までといった縛りは今のところありません。
セミダブルルームなどに泊まりたい場合は、差額分の支払いでOKです。また、2名で泊まる場合はシングルルーム1名分との差額料金を支払う流れとなります。
例えば、ツインやダブルの部屋に2名で泊まることも可能です。使い勝手がいい優待です。
東京と大阪のホテル料金は数年前と比較すると着実に上昇しており、センターホテルもシングルで1泊1万円を突破するケースもあります。
サムティの株主優待の価値は年々上昇しています。本人確認を厳しく行うようになり、転売が難しくなりつつあります。
自己使用する機会がなく転売していた方にとっては使えない優待となりましたけれども、自己使用する方にとっては、価値が年々上昇の一途を辿っています。
センターホテル大阪
センターホテル大阪の最寄り駅は大阪・梅田の隣の淀屋橋駅です。大阪市交通局(市営地下鉄)、京阪電気鉄道(京阪)の駅近で便利な立地です。
大阪・梅田から歩いていくことも可能です。20分位で着きます。入口には自販機もあります。朝の時間帯のコーヒーサービスはありませんでした。
廊下には電子レンジもありますので、夜食をチンして食べることもできます。旅行時は夕食は外で美味しいものをたらふく食べる事が多く、ホテルで食べる余力はないでしょう。
しかし、出張時で懇親会がなかった時で、疲れていて外食する気力がない場合などには便利ですね。
宿泊した日はシングルが満室だったので差額料金(約1,500円)を支払ってセミダブルルームに泊まりました。
センターホテル大阪のお部屋は狭く、セミダブルを一人で使った場合でも若干狭かったです。2名だと結構キツイと思われます。いくら熱々のカップルだとしてもダブルが無難だと思われます。
枕・浴衣・スリッパ・ハブラシ・タオル等は二人分が用意されていました。一人で二人分、わーいヽ(´ー`)ノ
すぐ横にファミリーマートがあるのがかなり便利です。夜食や朝食の購入が捗ります。徒歩20秒の立地にコンビニがあるというのは便利だなと思いました。
朝食をファミマで買いました。昼・夜はたらふく食べるので、朝は炭水化物を抜いてサラダ・ゆでたまご・1/2日分の野菜が採れるスープを食しました。
優待族の特権としてコンビニの朝食はクオカードで無料で食べられます^^
ザクザクとクオカードが蓄積されていき、到底消化は不可能という状況に陥っている方も多いでしょう。
センターホテル大阪は寝るだけのホテルとして使うのが適切であり、まったりと15時から11時まで過ごすという空間では個人的にはありませんでした。
旅行の時は遊びまわって夜は寝るだけになりがちですよね。そういう用途で使えば全く問題ありません。
無料で宿泊できるのは大きなメリットです。成田・関西空港間にはLCC・ピーチ(Peach)が通っています。ふるさと納税でピーチに無料で乗ることも可能です。
ふるさと納税とサムティの株主優待を組み合わせることによって、東京・大阪間は、宿泊費・飛行機代は無料で旅行できます!
ピーチはLCCだけあって席は狭めですが、東京・大阪間の1時間半なら許容範囲でした。
センターホテル東京
センターホテル東京の最寄り駅は、新幹線の発着駅であるJR東京駅、東京メトロ銀座線・都営地下鉄浅草線の日本橋駅、地下鉄東西線の茅場町駅です。
羽田空港からは都営浅草線直通の京急線を利用すれば、乗り換えなしで日本橋駅まで直行できます。タイミングが合ったら便利です。
東京在住なのでなかなか使う機会がない状況です。翌日に朝早く新幹線に乗る機会があり、その際に前泊として使ってみました。
東京駅からは徒歩10分、日本橋駅からは徒歩約4~5分、茅場町駅からは徒歩約3分です。
入口はきれいにリフォームされていておしゃれな雰囲気でした。廊下は間接照明が効いている雰囲気です。
ベッドの上に浴衣が置いてありました。電源コンセントがベッド脇にあるので、携帯電話を充電しながら寝るような場合はいい位置です。
ベッドはシモンズでした。良いイメージがあるブランドですね。
シングルベッドが2台あるタイプの部屋に泊まりました。ユニットバスでトイレ・風呂は窮屈な部屋でした。歯ブラシが硬いのが個人的には合いませんでした。
ハンガーも用意されており、コートやスーツをかけることも可能です。
机もあり、PC作業も可能です。ただし、椅子のクオリティが今ひとつであるため、長時間座っての作業は身体への影響を考慮すると厳しいです。
窓もあり、外の街路樹が見えました。
サムティの概況
サムティは、近畿地盤の中堅不動産ディベロッパーです。大阪を中心にレジデンス、オフィス、商業施設など複数のジャンルの賃貸資産を保有しています。
安定的な賃貸収入で固定費、支払利息を賄いながら、再生流動化や開発流動化による売却益を追求しています。再生流動化は、福岡、北海道など地方での物件取得を拡大中です。
大阪、東京で投資用マンションの販売会社への卸売りも行っています。2015年6月30日にレジデンスを中心とするサムティ・レジデンシャル投資法人が上場しました。
「廃墟モール」で話題になった、滋賀県の郊外型大型商業施設の「ピエリ守山」の動向もサムティの業績に大きく影響してくるところですが、2015年は集客は計画線で推移しているようです。
今後は最大の保有物件であるピエリ守山の集客が順調に推移するかに注目が集まります。
売上高・利益
売上高・営業利益・経常利益は期によってバラつきはありますが、大局的には右肩上がりの傾向です。今期は大幅に伸長する見込みとなっています。
配当は右肩上がりとなっています。配当性向は概ね15~20%前後で推移しています。
決算期 | 売上高 | 営業利益 | 経常利益 | 純利益 | EPS | 1株配当 | 配当性向 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
2010/11(実) | 12,903 | 2,930 | 1,265 | 1,103 | 82.3 | 10.0 | 12% |
2011/11(実) | 16,227 | 2,850 | 1,288 | 1,192 | 75.9 | 12.0 | 16% |
2012/11(実) | 10,870 | 1,737 | 185 | 1,134 | 67.7 | 12.0 | 18% |
2013/11(実) | 27,374 | 2,785 | 2,091 | 1,666 | 93.3 | 17.0 | 18% |
2014/11(実) | 24,363 | 4,042 | 2,304 | 2,304 | 108.2 | 22.0 | 20% |
2015/11(実) | 38,458 | 5,932 | 3,872 | 4,412 | 204.0 | 33.0 | 16% |
2016/11(予) | 57,000 | 9,300 | 7,000 | 4,500 | 194.4 | 33.0 | 17% |
キャッシュ・フロー
営業CFは年度によって大きなバラつきがあります。中堅不動産企業にはよくあることです。
決算期 | 営業CF | 投資CF | 財務CF | フリーCF |
---|---|---|---|---|
2010/11(実) | 7,577 | 4,091 | -10,540 | 11,668 |
2011/11(実) | 6,615 | 618 | -7,171 | 7,233 |
2012/11(実) | -4,473 | -2,587 | 7,751 | -7,060 |
2013/11(実) | 9,347 | -8,857 | 2,547 | 490 |
2014/11(実) | -1,147 | -8,780 | 11,620 | -9,927 |
2015/11(実) | -4,208 | -3,291 | 16,162 | -7,499 |
利益率・CFマージン・ROE
マージンは日本企業としてはそれなりの水準をキープしています。経常利益率・純利益率のいずれも概ね10%前後の数字を出しています。
昨今話題となっているROEは10%を超える水準まで上昇してきました。
最新のROE(17.2%)を分解すると、財務レバレッジ(総資産÷自己資本)4.33倍、総資産回転率0.35回、純利益率11.47%です。
財務レバレッジは高めであり、資産から売上を作る回転率(資産効率)は業種からは標準的で、売上から利益を作る利益率は高めです。
決算期 | 経常利益率 | 純利益率 | CFマージン | ROE |
---|---|---|---|---|
2010/11(実) | 9.8% | 8.5% | 58.7% | 8.0% |
2011/11(実) | 7.9% | 7.3% | 40.8% | 7.9% |
2012/11(実) | 1.7% | 10.4% | -41.2% | 6.5% |
2013/11(実) | 7.6% | 6.1% | 34.2% | 8.1% |
2014/11(実) | 9.5% | 9.5% | -4.7% | 10.1% |
2015/11(実) | 10.1% | 11.5% | -10.9% | 17.2% |
2016/11(予) | 12.3% | 7.9% | – | – |
指標
予想配当利回りは3.08%(配当性向17%)であり、200株の場合の株主優待利回りは6.53%です。1泊7,000円・合計14,000円で計算しています。配当+優待利回りは年9.61%です。
PBR0.86倍、予想PER6.08倍、自己資本比率23.7%です。有利子負債は876.6億円、現金等は181.7億円、営業CFは-42.0億円です。
まとめ
サムティは株主優待が魅力的で指標面が割安なのが特徴の銘柄でした。200株保有で得られる株主優待で、センターホテル東京、センターホテル大阪に宿泊できるのがメリットです。
東証一部の昇格要件は満たしていましたが、昇格に向けた動きは特になかったので意欲に疑問が残るところでした。嬉しいお知らせとなりました。
東証一部昇格狙いの投資法については以下の書籍が参考になります。
私自身はサムティは買ったり売ったりしつつ毎年株主優待は取得しています。11月末に向けて上昇トレンドとなっている時期は、権利確定日に向けた上昇を期待してホールドする時もあります。
過去2年間のチャートは以下の通りです。
ダイユー・リックホールディングスの株価・株主優待まとめ!胸熱のJCBギフト券
ダイユー・リックホールディングスという福島・岡山が地盤のホームセンター運営企業があります。東証1部上場企業です。
ダイユーエイトとリックコーポレーションが経営統合を行い、2016年9月1日付で設立した共同持株会社です。非貸借銘柄です。
どちらも株主優待を実施していたので動向に注目されていました。ありがたいJCBギフトカードに決まりました。歓迎です。
ダイユー・リックホールディングス(3546)の株価・株主優待・株式についてまとめます。
ダイユー・リックホールディングスは「株主の皆様の日頃のご支援・ご愛顧に感謝申し上げるとともに、当社株式への投資魅力を高め、当社株式の中長期的に保有いただける株主様の増加を図ること」を目的として、2017年2月末から株主優待を導入します。
旧ダイユーエイト(2662)はJCBギフトカード、旧リックコーポレーション(3147)はVJAギフトカードの株主優待を行なっていました。規模が大きくて社長に就任する旧ダイユーエイトの株主優待が踏襲されることとなりました。
旧ダイユーエイトでは、福島県・山形県・茨城県内在住の株主は自社商品券、それ以外の地域在住の株主にはJCBギフトカードが送られていましたが、一律JCBギフトカードとなりました。
ダイユー・リックホールディングス株主優待の内容は以下のとおりです。
JCBギフトカードは、スーパー(イオン、イトーヨーカ堂、マックスバリュ、マルエツなど)、ドン・キホーテ、スギ薬局など日常的に使いやすいお店でも使えます。
また、家電量販店(ヤマダ電機、ビックカメラ、エディオン、ヨドバシカメラ、コジマ、ケーズデンキなど)、カー用品(イエローハット、オートバックスなど)、ホームセンター(コーナン、島忠など)、衣服(ユニクロ、ライトオン、紳士服チェーンなど)でも利用できます。
お釣りが出ないのが難点ですけれども、利便性が高い金券類です。ロイヤルホスト、梅の花、木曽路、デニーズ、和食さと等の飲食店でも利用可能です。
100株保有の場合、ダイユー・リックホールディングスの株主優待利回りはJCBギフトカードなので満額換算して1.71%です。
予想配当利回り(変則の2017年2月期)は2.22%(配当性向66%)であり、配当+優待利回りは約3.93%です。2018年2月期の予想PERは8.45倍となっています。
ダイユー・リックホールディングスの統合後のチャートは以下のとおりです。
旧ダイユーエイト(2662)の過去2年間・5年間の株価チャートは以下の通りです。
旧リックコーポレーション(3147)の過去2年間・5年間の株価チャートは以下の通りです。
株主優待の投資はSBI証券で行なっています。SBI証券はリーズナブルな取引手数料以外にも、一般信用取引、IPO、PTS取引、充実の商品ラインナップ、充実の投資情報など多数のメリットがあります。
フレッシュネスバーガーを買収したコロワイド!株主優待は使えるのか?
コロワイドがハンバーガーチェーン「フレッシュネスバーガー」の運営企業であるフレッシュネスを買収する方針を固めたと日本経済新聞が報じました。
優待族には定番中の定番であり、永遠のパートナー・同伴者である配偶者的な存在であるコロワイドが、ついにファストフード事業に殴り込みをかけます。
俄然注目なのは株主優待が利用できるかどうかですね。この点の見通しは明るくありません。しかし、コロワイドが活躍してくれるのは優待の改悪リスク低下につながるので大歓迎です。
コロワイドが買収するフレッシュネス・バーガーは、日本国内のハンバーガーチェーンで第5位となっており、上位に食らいついています。マクドナルド、モスバーガー、ロッテリア、ファーストキッチンに続いています。
カフェスタイルでファーストフードとしては上質感がある点、高品質のハンバーガーが特徴となっています。モスバーガー寄りですね。
マクドナルドとモスバーガーも優待族にとってはお世話になっている銘柄です。個人的にはロッテリアとファーストキッチンは株主優待がないので、圧倒的にマクドナルド・モスバーガー派です!
俄然注目なのは、フレッシュネス・バーガーでコロワイドの株主優待が使えるようになるかです。年間4万ポイントという驚異的かつ凶悪なポイント数は神威のパワーがあります。
店舗での食事だけではなく、おせち料理を注文することも可能です。食品類やギフトも購入できます。
コロワイドだけではなく、アトム、カッパ・クリエイトホールディングスの株主優待も共通して利用できます。
私はいつも北海道で高級食材三昧で消化しています。めっちゃ美味しくて楽しいです。優待族に生まれてよかったです^^
コロワイドの株主優待で親にもおごっています。感謝してくれるので親孝行も捗ります。
居酒屋の二重丸ですと、数百円でのランチもあります。ランチを賄う方式で実用的に使うことも可能です。
私は余裕で使い切るのですけれども、特に居酒屋に行かない方ですと余るという方も多いです。フレッシュネス・バーガーで使えるようになると、コロワイド、アトム、カッパ・クリエイトホールディングスの株主優待が更に強靭化しますね。
この点は、コロワイド傘下で牛角・温野菜を運営するレインズインターナショナルが、フレッシュネス・バーガーの全株式を取得する点で見通しが暗いです。
レインズの店舗では現在、コロワイド・アトム、カッパ・クリエイトの株主優待が利用できません。牛角をFC方式で運営していることから、株主優待のポイントの買取費用が重くなって難しいようです。
フレッシュネス・バーガーの店舗は首都圏など都市部に集中しています。コロワイドはフレッシュネス・バーガーにもFC方式を導入して、店舗拡大を加速する方針です。
そうなると牛角と同じことになるので、やはりコロワイドの株主優待が利用できるようになるのは厳しいかもしれません。
今回の買収もアトムの売出による資金調達があってのことです。コロワイドは株主優待を極めて上手く活用してファイナンスして、M&A等で成長を加速させています。
牛角、かっぱ寿司に続いての今回の買収です。グループの発展に寄与しそうな良手です。
高PBR・高PERで株価を高く保ち、それを活かしてファイナンスして、獲得した軍資金を元に成長を加速させています。この点はクリエイト・レストランツ・ホールディングス、RIZAPグループと同じです。
コード | 銘柄名 | PBR | PER | 配当利回り |
---|---|---|---|---|
2928 | RIZAPグループ | 9.80 | 15.37 | 1.05% |
3387 | クリエイト・レストランツHD | 5.38 | 22.53 | 1.30% |
7616 | コロワイド | 5.00 | 34.91 | 0.26% |
この手法は競合他社も大いに模倣すべきところです。コロワイド以上にクリエイト・レストランツHDはあまりにも露骨で目立ちます。
株主優待の拡充で株価を高くキープして、POで資金を獲得してそれをM&Aに充当して急成長しています。なんと売上高は2013年2月~2016年2月の3年間でなんと3倍近くも急成長しています。
決算期 | 売上高 | 営業利益 | 経常利益 |
---|---|---|---|
2013/02(実) | 37,167 | 2,693 | 2,827 |
2014/02(実) | 52,523 | 3,702 | 3,796 |
2015/02(実) | 69,309 | 4,164 | 4,383 |
2016/02(実) | 103,271 | 6,749 | 7,340 |
2017/02(予) | 118,000 | 7,600 | 7,900 |
この恐ろしい程の成長は株主優待のパワーあってのことです。何人たりともこれを否定することはできません。
上場企業の経営者の方々には、コロワイドやクリエイト・レストランツをチェックして、ぜひとも株主優待の導入していただくことを希望してやみません。ご検討のほど、何卒よろしくお願い申し上げます。
ダイユー・リックホールディングスの株価・株主優待まとめ!胸熱のJCBギフト券
ダイユー・リックホールディングスという福島・岡山が地盤のホームセンター運営企業があります。東証1部上場企業です。
ダイユーエイトとリックコーポレーションが経営統合を行い、2016年9月1日付で設立した共同持株会社です。非貸借銘柄です。
どちらも株主優待を実施していたので動向に注目されていました。ありがたいJCBギフトカードに決まりました。歓迎です。
ダイユー・リックホールディングス(3546)の株価・株主優待・株式についてまとめます。
ダイユー・リックホールディングスは「株主の皆様の日頃のご支援・ご愛顧に感謝申し上げるとともに、当社株式への投資魅力を高め、当社株式の中長期的に保有いただける株主様の増加を図ること」を目的として、2017年2月末から株主優待を導入します。
旧ダイユーエイト(2662)はJCBギフトカード、旧リックコーポレーション(3147)はVJAギフトカードの株主優待を行なっていました。規模が大きくて社長に就任する旧ダイユーエイトの株主優待が踏襲されることとなりました。
旧ダイユーエイトでは、福島県・山形県・茨城県内在住の株主は自社商品券、それ以外の地域在住の株主にはJCBギフトカードが送られていましたが、一律JCBギフトカードとなりました。
ダイユー・リックホールディングス株主優待の内容は以下のとおりです。
JCBギフトカードは、スーパー(イオン、イトーヨーカ堂、マックスバリュ、マルエツなど)、ドン・キホーテ、スギ薬局など日常的に使いやすいお店でも使えます。
また、家電量販店(ヤマダ電機、ビックカメラ、エディオン、ヨドバシカメラ、コジマ、ケーズデンキなど)、カー用品(イエローハット、オートバックスなど)、ホームセンター(コーナン、島忠など)、衣服(ユニクロ、ライトオン、紳士服チェーンなど)でも利用できます。
お釣りが出ないのが難点ですけれども、利便性が高い金券類です。ロイヤルホスト、梅の花、木曽路、デニーズ、和食さと等の飲食店でも利用可能です。
100株保有の場合、ダイユー・リックホールディングスの株主優待利回りはJCBギフトカードなので満額換算して1.71%です。
予想配当利回り(変則の2017年2月期)は2.22%(配当性向66%)であり、配当+優待利回りは約3.93%です。2018年2月期の予想PERは8.45倍となっています。
ダイユー・リックホールディングスの統合後のチャートは以下のとおりです。
旧ダイユーエイト(2662)の過去2年間・5年間の株価チャートは以下の通りです。
旧リックコーポレーション(3147)の過去2年間・5年間の株価チャートは以下の通りです。
株主優待の投資はSBI証券で行なっています。SBI証券はリーズナブルな取引手数料以外にも、一般信用取引、IPO、PTS取引、充実の商品ラインナップ、充実の投資情報など多数のメリットがあります。