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ジュンテンドーが株主優待を新設!将来的な東証一部狙い?

クオカード500円

ジュンテンドー(9835)という中国地方トップシェアのホームセンターを運営している企業が株主優待を新設しました。

株主優待新設の目的は「株主の皆様の日頃のご支援に感謝するとともに、当社株式への投資魅力を高め、より多くの方々に当社株式を中長期的に保有していただくこと」です。

東証2部上場の非貸借銘柄です。東証一部昇格を狙っている可能性があります。ジュンテンドー(2802)の株価・株主優待・株式についてまとめます。

ジュンテンドー株主優待

ジュンテンドー株主優待は100株以上一律でクオカード1,000円分です。権利確定日は2月末で、発送時期は5月下旬の予定となっています。

クオカードはセブン-イレブン・ローソン・ファミリーマートサークルKサンクスなどのコンビニで使えますし、マツモトキヨシENEOSジュンク堂MARUZENなどの書店でも使えるので便利ですね。

ガスト・バーミヤン夢庵などのすかいらーくグループの店舗や、デニーズで外食することもできます。

デニーズのハンバーグカレードリアデニーズのカットステーキとカキフライパンケーキバーミヤンの中華丼バーミヤンのエビマヨバーミヤン (1)

ジュンテンドーの株価

ジュンテンドーは、ホームセンター「ジュンテンドー」を中国地方中心に、近畿地方でも展開しています。

農業、園芸、資材、DIY商品、レジャー用品、ペット用品などを販売しており、出店地域や出店形態によって300坪から1000坪の店舗を出店しています。

地方都市、中山間地、離島に店舗を構えてチェーン展開し、商品販売から商品修理、貸出用商品の充実、販売する商品の技術提供などで地域になくてはならない店づくりを目指しています。

ドラッグストアやブックセンターも手がけています。冷暖房用品や祭事用品など、季節性の高い商品を取り扱っているため、冷夏・暖冬などの気候条件の不順が業績に影響を与える可能性があります。

1894年に順天堂薬局を創立して、1948年に有限会社に改組し、商号を飯塚順天堂駅前薬局に変更しました。以降、何度かの商号変更を経て、1977年に株式会社へ改組しました。

1969年に日本初のホームセンターを益田市に開業して、1977年主たる営業目的を家庭用品、園芸用品、DIY用品、レジャー用品、文具、家具、雑貨等の販売として、1987年に商号をジュンテンドーに変更しました。

売上高・利益

売上高・営業利益・経常利益はボックスでの推移となっています。純利益の側面では、減収の年度があるものの、大局的には右肩上がりの傾向でしたが、業績下方修正で今期はブレーキとなりそうです。

決算期売上高営業利益経常利益純利益EPS1株配当配当性向
2012/02(実) 46,717 771 646 99 4.9 4.0 81%
2013/02(実) 46,164 162 20 -212 赤字 4.0 タコ
2014/02(実) 44,848 277 129 -220 赤字 2.5 タコ
2015/02(実) 44,218 679 546 176 8.7 2.5 29%
2016/02(実) 43,904 687 576 241 12.0 3.0 25%
2017/02(予) 44,600 740 600 250 31.0 10.0 32%

キャッシュ・フロー

営業キャッシュフローは常に純利益を大幅に上回っています。一般論としては安心感があります。

決算期営業CF投資CF財務CFフリーCF
2012/02(実) 1,390 -2,102 237 -712
2013/02(実) 756 -1,299 771 -543
2014/02(実) 1,504 -396 -1,010 1,108
2015/02(実) 2,009 -558 -848 1,451
2016/02(実) 366 -1,703 965 -1,337

利益率・CFマージン・ROE

利益率、キャッシュフロー・マージン、ROEは、低空飛行が続いています。

最新のROEを分解すると純利益率0.55%、総資産回転率1.28倍、財務レバレッジ(総資産÷自己資本)3.28倍です。

財務レバレッジはやや高めで、業種からは資産から売上を作る回転率(資産効率)は低めで、売上から利益を作る利益率は低めとなっています。

決算期経常利益率純利益率CFマージンROE
2012/02(実) 1.4% 0.2% 3.0% 0.9%
2013/02(実) 0.0% -0.5% 1.6%
2014/02(実) 0.3% -0.5% 3.4%
2015/02(実) 1.2% 0.4% 4.5% 1.7%
2016/02(実) 1.3% 0.5% 0.8% 2.3%
2017/02(予) 1.3% 0.6%

指標

100株保有の場合、ジュンテンドー株主優待利回りは満額換算すると2.07%です。予想配当利回りは2.07%(配当性向32%)であり、配当+優待利回りは約2.07%です。

PBR0.36倍、予想PER16.1倍、自己資本比率31.3%です。有利子負債は113.2億円、現金等は9.8億円、営業CFは3.6億円です。

まとめ

ジュンテンドーはPBRの側面では割安ですが、成長性は今ひとつとなっています。2017/1/10発表の2017年2月期 3Qは、営業利益・経常利益・純利益のいずれも前期比で減益と今一つです。

利益面では東証一部昇格の要件が微妙であり、株主数もまだまだ不足していて時価総額もギリギリです。

しかし、このタイミングでのクオカード優待新設は将来的な東証一部昇格を狙っている可能性はあります。

株価は短期は右型上がり、中期は下落トレンドからの反転、長期はボックス相場となっています。ジュンテンドーの過去3ヶ月・2年間・5年間の株価チャートは以下の通りです。

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