お得な株主優待券

株主優待券を利用して楽しいことをしちゃいましょう!

サムティの株主優待はホテル無料宿泊券で魅力的!センターホテル東京・センターホテル大阪に宿泊

センターホテル東京 (エントランス)

サムティ (3244)の株主優待はホテルの無料宿泊券もあり、旅行が捗ります。魅力的な株主優待です。

東証JASDAQに上場していましたが、2015年10月26日に東証一部に市場変更しました。今後の更なる発展を期待します。

サムティの株主優待、宿泊できるセンターホテル東京、センターホテル大阪についてまとめます。株主本人と家族が利用できます。

サムティの株主優待

サムティの株主優待

サムティの株主優待は、センターホテル東京、センターホテル大阪、天橋立ホテルで使える宿泊割引券・無料宿泊券です。

  • 100株以上:センターホテル東京・センターホテル大阪の宿泊割引券(3,000円)各1枚(計2枚)
  • 200株以上:センターホテル東京・センターホテル大阪の無料宿泊券 各1枚(計2枚)
  • 1000株以上:センターホテル東京・センターホテル大阪の無料宿泊券、天橋立ホテル宿泊割引券(上限20,000円)各1枚(計3枚)

圧倒的にお得感があるのが200株の無料宿泊券です。シングルルーム1名分が無料となります。

特筆すべきなのは、土日・祝前日でも無料で宿泊できることです。平日のみなどの縛りがないのが◎です。

また、原則として空室があれば予約可能な運用となっています。優待での宿泊は1日3名までといった縛りは今のところありません。

セミダブルルームなどに泊まりたい場合は、差額分の支払いでOKです。また、2名で泊まる場合はシングルルーム1名分との差額料金を支払う流れとなります。

例えば、ツインやダブルの部屋に2名で泊まることも可能です。使い勝手がいい優待です。

東京と大阪のホテル料金は数年前と比較すると着実に上昇しており、センターホテルもシングルで1泊1万円を突破するケースもあります。

サムティの株主優待の価値は年々上昇しています。本人確認を厳しく行うようになり、転売が難しくなりつつあります。

自己使用する機会がなく転売していた方にとっては使えない優待となりましたけれども、自己使用する方にとっては、価値が年々上昇の一途を辿っています。

センターホテル大阪

センターホテル大阪

センターホテル大阪の最寄り駅は大阪・梅田の隣の淀屋橋駅です。大阪市交通局(市営地下鉄)、京阪電気鉄道(京阪)の駅近で便利な立地です。

大阪・梅田から歩いていくことも可能です。20分位で着きます。入口には自販機もあります。朝の時間帯のコーヒーサービスはありませんでした。

センターホテル大阪の入り口

廊下には電子レンジもありますので、夜食をチンして食べることもできます。旅行時は夕食は外で美味しいものをたらふく食べる事が多く、ホテルで食べる余力はないでしょう。

しかし、出張時で懇親会がなかった時で、疲れていて外食する気力がない場合などには便利ですね。

電子レンジ

宿泊した日はシングルが満室だったので差額料金(約1,500円)を支払ってセミダブルルームに泊まりました。

センターホテル大阪のお部屋は狭く、セミダブルを一人で使った場合でも若干狭かったです。2名だと結構キツイと思われます。いくら熱々のカップルだとしてもダブルが無難だと思われます。

枕・浴衣・スリッパ・ハブラシ・タオル等は二人分が用意されていました。一人で二人分、わーいヽ(´ー`)ノ

センターホテル大阪の部屋センターホテル大阪の部屋2

すぐ横にファミリーマートがあるのがかなり便利です。夜食や朝食の購入が捗ります。徒歩20秒の立地にコンビニがあるというのは便利だなと思いました。

朝食をファミマで買いました。昼・夜はたらふく食べるので、朝は炭水化物を抜いてサラダ・ゆでたまご・1/2日分の野菜が採れるスープを食しました。

センターホテル大阪の近くのコンビニで食べた朝食センターホテル大阪の近くのコンビニコーヒー

優待族の特権としてコンビニの朝食はクオカードで無料で食べられます^^

ザクザクとクオカードが蓄積されていき、到底消化は不可能という状況に陥っている方も多いでしょう。

4枚のクオカード4枚のクオカード

センターホテル大阪は寝るだけのホテルとして使うのが適切であり、まったりと15時から11時まで過ごすという空間では個人的にはありませんでした。

旅行の時は遊びまわって夜は寝るだけになりがちですよね。そういう用途で使えば全く問題ありません。

無料で宿泊できるのは大きなメリットです。成田・関西空港間にはLCC・ピーチ(Peach)が通っています。ふるさと納税でピーチに無料で乗ることも可能です。

ふるさと納税とサムティの株主優待を組み合わせることによって、東京・大阪間は、宿泊費・飛行機代は無料で旅行できます!

ピーチはLCCだけあって席は狭めですが、東京・大阪間の1時間半なら許容範囲でした。

関西空港にとまるLCCピーチLCCピーチの先頭部LCCピーチの胴体

センターホテル東京

センターホテル東京 (エントランス)

センターホテル東京の最寄り駅は、新幹線の発着駅であるJR東京駅、東京メトロ銀座線・都営地下鉄浅草線の日本橋駅、地下鉄東西線茅場町駅です。

羽田空港からは都営浅草線直通の京急線を利用すれば、乗り換えなしで日本橋駅まで直行できます。タイミングが合ったら便利です。

東京在住なのでなかなか使う機会がない状況です。翌日に朝早く新幹線に乗る機会があり、その際に前泊として使ってみました。

東京駅からは徒歩10分、日本橋駅からは徒歩約4~5分、茅場町駅からは徒歩約3分です。

センターホテル東京に行く途中の道路 (2)センターホテル東京に行く途中の道路 (1)

入口はきれいにリフォームされていておしゃれな雰囲気でした。廊下は間接照明が効いている雰囲気です。

センターホテル東京 (廊下)

ベッドの上に浴衣が置いてありました。電源コンセントがベッド脇にあるので、携帯電話を充電しながら寝るような場合はいい位置です。

センターホテル東京 (ベッド)

ベッドはシモンズでした。良いイメージがあるブランドですね。

センターホテル東京のベッド (シモンズ)

シングルベッドが2台あるタイプの部屋に泊まりました。ユニットバスでトイレ・風呂は窮屈な部屋でした。歯ブラシが硬いのが個人的には合いませんでした。

センターホテル東京 (トイレ・バス)

ハンガーも用意されており、コートやスーツをかけることも可能です。

センターホテル東京 (ハンガー)センターホテル東京 (部屋の入口)

机もあり、PC作業も可能です。ただし、椅子のクオリティが今ひとつであるため、長時間座っての作業は身体への影響を考慮すると厳しいです。

センターホテル東京 (机・テレビ)

窓もあり、外の街路樹が見えました。

センターホテル東京 (客室の窓)

サムティの概況

サムティは、近畿地盤の中堅不動産ディベロッパーです。大阪を中心にレジデンス、オフィス、商業施設など複数のジャンルの賃貸資産を保有しています。

安定的な賃貸収入で固定費、支払利息を賄いながら、再生流動化や開発流動化による売却益を追求しています。再生流動化は、福岡、北海道など地方での物件取得を拡大中です。

大阪、東京で投資用マンションの販売会社への卸売りも行っています。2015年6月30日にレジデンスを中心とするサムティ・レジデンシャル投資法人が上場しました。

「廃墟モール」で話題になった、滋賀県の郊外型大型商業施設の「ピエリ守山」の動向もサムティの業績に大きく影響してくるところですが、2015年は集客は計画線で推移しているようです。

今後は最大の保有物件であるピエリ守山の集客が順調に推移するかに注目が集まります。

売上高・利益

売上高・営業利益・経常利益は期によってバラつきはありますが、大局的には右肩上がりの傾向です。今期は大幅に伸長する見込みとなっています。

配当は右肩上がりとなっています。配当性向は概ね15~20%前後で推移しています。

決算期売上高営業利益経常利益純利益EPS1株配当配当性向
2010/11(実) 12,903 2,930 1,265 1,103 82.3 10.0 12%
2011/11(実) 16,227 2,850 1,288 1,192 75.9 12.0 16%
2012/11(実) 10,870 1,737 185 1,134 67.7 12.0 18%
2013/11(実) 27,374 2,785 2,091 1,666 93.3 17.0 18%
2014/11(実) 24,363 4,042 2,304 2,304 108.2 22.0 20%
2015/11(実) 38,458 5,932 3,872 4,412 204.0 33.0 16%
2016/11(予) 57,000 9,300 7,000 4,500 194.4 33.0 17%

キャッシュ・フロー

営業CFは年度によって大きなバラつきがあります。中堅不動産企業にはよくあることです。

決算期営業CF投資CF財務CFフリーCF
2010/11(実) 7,577 4,091 -10,540 11,668
2011/11(実) 6,615 618 -7,171 7,233
2012/11(実) -4,473 -2,587 7,751 -7,060
2013/11(実) 9,347 -8,857 2,547 490
2014/11(実) -1,147 -8,780 11,620 -9,927
2015/11(実) -4,208 -3,291 16,162 -7,499

 利益率・CFマージン・ROE

マージンは日本企業としてはそれなりの水準をキープしています。経常利益率・純利益率のいずれも概ね10%前後の数字を出しています。

昨今話題となっているROEは10%を超える水準まで上昇してきました。

最新のROE(17.2%)を分解すると、財務レバレッジ(総資産÷自己資本)4.33倍、総資産回転率0.35回、純利益率11.47%です。

財務レバレッジは高めであり、資産から売上を作る回転率(資産効率)は業種からは標準的で、売上から利益を作る利益率は高めです。

決算期経常利益率純利益率CFマージンROE
2010/11(実) 9.8% 8.5% 58.7% 8.0%
2011/11(実) 7.9% 7.3% 40.8% 7.9%
2012/11(実) 1.7% 10.4% -41.2% 6.5%
2013/11(実) 7.6% 6.1% 34.2% 8.1%
2014/11(実) 9.5% 9.5% -4.7% 10.1%
2015/11(実) 10.1% 11.5% -10.9% 17.2%
2016/11(予) 12.3% 7.9%

指標

予想配当利回りは3.08%(配当性向17%)であり、200株の場合の株主優待利回りは6.53%です。1泊7,000円・合計14,000円で計算しています。配当+優待利回りは年9.61%です。

PBR0.86倍、予想PER6.08倍、自己資本比率23.7%です。有利子負債は876.6億円、現金等は181.7億円、営業CFは-42.0億円です。

まとめ

サムティは株主優待が魅力的で指標面が割安なのが特徴の銘柄でした。200株保有で得られる株主優待で、センターホテル東京、センターホテル大阪に宿泊できるのがメリットです。

東証一部の昇格要件は満たしていましたが、昇格に向けた動きは特になかったので意欲に疑問が残るところでした。嬉しいお知らせとなりました。

東証一部昇格狙いの投資法については以下の書籍が参考になります。

私自身はサムティは買ったり売ったりしつつ毎年株主優待は取得しています。11月末に向けて上昇トレンドとなっている時期は、権利確定日に向けた上昇を期待してホールドする時もあります。

過去2年間のチャートは以下の通りです。